根源的な問い

「お母さん!人間はどうせ死んでしまうのに、どうして生まれて来るの?」と突然、子供に聞かれたら、どうしますか。

「人は誰でも必ず死ぬ、死亡率は100%」このことは動かしがた事実ですが、心の奥底ではそう思っていても、普段、口にすることはめったにありません。

「人はみな、平気で生きているが、自分は生きるに値する人間なのか」これも、漠然とは思っていても、日常に埋没していて深く追及することはないでしょう。

この2つ、「生と死」の大命題を突然、突きつけられて、うろたえない人がいるでしょうか。

「死」が解りたくて「生」を考え、「生」を知りたくて「死」とは何かを追求するのです。宗教や哲学、歴史、文学などのあらゆる社会科学はこのことのために存在すると言っても過言ではないでしょう。いや、自然科学まで総動員しても、脳死が人間の死なのか、心臓死が人間の死なのか、すら、はっきりとした結論は未だに出ていません。

これらの問いは猿がヒトになったとき発生し、ヒトである限り続き、ヒトでなくなったときに終わるでしょう。

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