まえがき

(ことばの化石を発掘する)

人は死んでも、その精神は子々孫々にまで伝えられていきます。遺伝子が人体という乗り物を次々と乗り捨てて生き続けるように。

では、その精神の乗り物とはいったい何でしょう。文字とも言えますが、せいぜい4,5千年の歴史しかありません。それに対して、言葉は人類の誕生と共にあると考えられます。

旧人類であるネアンデルタール人が埋葬時に花を 手向 ( たむ ) けたことは既に発掘によって証明されています。

縄文人が高い精神性を持っていたことも、出土した 火? ( かえん ) 土器や国宝の土偶「縄文のビーナス」などを見れば一目瞭然です。

その

精神、

そして心、

また魂ともいうべき

目に見えない、なにかを

連綿と伝えるものが言葉であり、

受け継いだ最も単純なものが地名でしょう。

人名は8割以上が地名から派生したものと言われます。

年月と共に意味不明となってしまったこれらを解読することにより、

現代人の中に脈々と流れている古代人の思いが掘り起こせるに違いありません。

遥かなる人の心の真実に 地名を探り触れなんとす      安正

山河風狂

たらちねの

人は三度生まれ、三度死ぬ

魔界、そして非情な世界

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「欠点が魅力なんですよ」

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ゾウさんとアリさん

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